vol.6 美容室によく見る、多売薄利とは? 

レコルトのマキです!  

本日は  

  美容室によく見る多売薄利とは?   

こんな言葉はありませんが
「たくさん売ったのに、利益が出ない」というのが
「多売薄利」です。 

薄利多売の言葉をひっくり返しただけですが
例えば、美容室が1時間半で
3500円のカットサービスを
販売しているとしましょう。
 

これ、たくさん売っても
絶対に利益が出ないんです。
 

1人の美容師さんが、
毎日めちゃくちゃ頑張って5人を
カットしたとします。
 

25日間やって、125人。 

それで、43万7500円の売り上げです。
で、2人でやっている美容室として、
売り上げは87万5千円です。 


給料合わせて、固定費が100万円としますね。
 

もう最初っから赤字です。 

これが、「多売薄利」です。
というか利益ゼロなので多売赤字です
(苦笑)で、たくさん客数のいるのに
儲かっていないビジネスは
ほぼ、こういう現象です。 

じゃあ、「値段」の問題なのかというと違います。 

美容室で大成功しているQBハウスは
1000円ですからね。
 

しかし、10分カットです。
回転率を上げているので、
問題なく利益がめちゃくちゃ出るわけです 

上記の例だと、提供時間と価格の
バランスが悪いから、
たくさん売っても儲からないという
状態なわけです。
 

今一度、時間と価格のバランスを
考え直して見直しましょう!
 

牧健太郎(まきけんたろう)
株式会社Lib Works 代表取締役
1977年 生まれの41歳

12年の東京生活を終えて大分市に
2007年レコルトヘアーインクをオープン
(給料は安く、長時間労働の最悪な経営でした)

2009年 
闘病中の父親に接する為サロンワークを減らす

2011年 
父親が亡くなる

2011年 
スタッフ全員やめる

2012年 
時間とお金を掛けて
いろいろな技術セミナーに
行き タダのノウハウ
コレクターになってしまう。

2014年
マツエクの技術とコンサルを受けて
経営戦略の勉強をはじめる

2018年 
脱職人経営を読み
経営戦略の大事さを痛感する

2019年 
鈴木塾9期を卒業し
右肩あがりに業績を上げて
3年連続前年比120%
3年連続離職率5%以下をキープして
過去最高売上を記録中!