vol.5 スタッフの成果が伸びない理由は?
- 2019.09.29
- スタッフ教育
レコルトのマキです!
本日は
スタッフの成果が伸びない理由は?
オーナースタイリストとして
サロンの売上が順調に伸びてきたら、
次のステップは
「スタッフに自分の売上を越えてもらうこと」です。
しかし、なかなか思うように
スタッフの成果が伸びずに
悩まれることがあると思います。
もちろん、私自身もそうでした。
「なぜいつまでもそんな数字しか出せないのか?」
「なぜもっと美容師として成長してくれないのか?」
美容師としてあなたが優秀であればあるほど
ぶち当たる最初の大きな壁です。
正直、ストレスで夜も眠れませんね。
では、そんな場合に「経営者」としてはど
のように考えたらいいか?
今回は、そのポイントを3つに
絞ってお伝えします。
オーナー採点は60点主義に美容師として
優秀なあなたは、スタッフに求める
美容師レベルは
とても高い基準を
提示していると思います。
ゆえに、ガンガンお客さんを
任せることが
出来ないというケースです。
しかし、現実的にオーナー基準では
80点すらクリアさせるのは
難しいのではないでしょうか。
そもそも、採点するのは顧客であり、
オーナーさんではありません。
つまり、顧客基準の方が大切。
また、オーナーさんのコピーづくりが
サロン経営ではありません。
オーナー基準の60点以上に関しては、
スタッフ個人の成長に期待し、
過度な負担を軽減してみては
いかがでしょうか?
意外とオーナー基準の60点は、
顧客基準の80点は軽く
クリアしていたりする
ケースもあるのです。
成果ではなく行動を管理する
私もそうですが、スタッフの
個人実績に対しては、
言いたいことはたくさんあるでしょう。
しかし、指導すべきは成果ではなく
「スタッフの行動内容」です。
成果を改善するには、
◼︎どの行動が間違っているか?
◼︎どんな行動に変えればいいか?
◼︎やれていない行動はなにか?
といった行動内容を
改善しなくてはならないのです。
自己啓発系の指導をして、
意思やモチベーションなどの
精神論を語っても仕方ありません。
経営者としては、スタッフのやるべき行動を
具体的にして動きやすいように
サポートをしていく必要があるのです。
個人能力ではなくシステムに
フォーカスするもちろん、美容師としては
常に個人能力の向上に努めなければなりません。
しかし、経営者としてはフォーカスするのは
個人能力ではないのです。
あくまで、
【美容師さんの成果の成果が出やすいサロン環境づくり】が
経営者の仕事です。
実際、一流の会社は、
一流の人材しか会社に
いないわけではありません。
何が一流かと言えば、
アルバイトなどの三流の人材でも
一流の成果を出せるような
「環境や仕組みが一流」なのです。
いかがでしょうか?
職人経営を抜け出して、
次のステージに上がるためにも…
スタッフの個人能力に依存せず、
成果が出やすいサロンづくりを
していきましょう。
牧健太郎(まきけんたろう)
株式会社Lib Works 代表取締役
1977年 生まれの41歳
12年の東京生活を終えて大分市に
2007年レコルトヘアーインクをオープン
(給料は安く、長時間労働の最悪な経営でした)
2009年
闘病中の父親に接する為サロンワークを減らす
2011年
父親が亡くなる
2011年
スタッフ全員やめる
2012年
時間とお金を掛けて いろいろな
技術セミナーに行き
タダのノウハウコレクターになってしまう。
2014年
マツエクの技術とコンサルを受けて
経営戦略の勉強をはじめる
2018年
脱職人経営を読み、
経営戦略の大事さを痛感する
2019年
鈴木塾9期を卒業し 右肩あがりに業績を上げて
3年連続前年比120%
3年連続離職率5%以下をキープして
過去最高売上を記録中!
-
前の記事
vol.4 リストマーケティングとは? 2019.09.29
-
次の記事
vol.6 美容室によく見る、多売薄利とは? 2019.09.29