vol.3 メニューや価格を定期的に「見直し」をする意味とは?
- 2019.09.29
- シンプル経営
レコルトのマキです!
本日は
メニューや価格を定期的に「見直し」をする意味とは?
2019年10月から消費税率が変わります。
皆さんの美容室ではどのような対応を
されますでしょうか?
■税込み価格(内税)としてそのまま据え置く
■メニューはそのままで、消費税率10%(外税)
■メニューの見直し(価格改正)をして、
値上げを行うお客様のご負担を
減らすということで、
内税のまま「据え置き価格」を
お考えでしたらちょっと危険です!
それは値引き戦略と変わらないことに
なってしまうからです。
資金力がある『大手』ならまだしも、
小さなヘアサロンが
提供するお客様への価値が
「価格の安さ」となってしまっては
いけないのです。
売上げアップの法則美容室の売上げは
『客単価』×『客数』×『来店周期(リピート率)』
でなりたっています。
この3つの数字を伸ばせば
売上げは上がるのですが、
なかでも一番最初に
取組むべきことが
『客単価』のアップです。
○単価が1万円の場合
10人の新規集客=売上げ10万円
○単価が5000円の場合
10人の新規集客=売上げ5万円
同じ数の新規に、
ご来店いただいても、
このように売上げとしては
半減してしまうわけです。
1、単価アップ
↓
2、来店周期(リピート率)アップ
↓
3、客数アップ
このような順番で
取組むことが
大切になってきます。
集客にあの手この手を使うよりも、
まず先に客単価を上げることが
売上げアップの近道なのです。
客単価を上げるために
効果的なことこそ
『値上げ』単価を上げたいときに、
考えられる方法はいくつかあります。
■付随したメニューをおすすめしていく
『クロスセル』ハンバーガー屋さんで言う
「ポテトいかがですか?」というプラスαの方法です。
■ワンランク上のメニューをおすすめする
『アップセル』上級のトリートメントコースなど、
ランクアップをアプローチする方法です。
■メニュー構成の見直し(高単価メニューの追加)
高単価メニューを作るなど、メニュー自体を見直します。
低価格のメニューがなくなるなどで、必然的に単価を上げます。
■基本メニューを値上げカットなど、
基本的なメニュー自体を値上げします。
強制的に単価を上げます。
一番効果が早いのは、
「値上げ」や「メニューの見直し」になります。
繁盛店というのは、必ず定期的に値上げを行っています。
「値下げ」でつぶれた店は多く聞きますが、
「値上げ」でつぶれるお店は
実はなかなかありません。
必要なのは、オーナーさんの決断です。
ぜこの機会に、料金やメニューの見直しを
行ってみてはいかがでしょうか?
牧健太郎(まきけんたろう)
株式会社Lib Works 代表取締役
1977年 生まれの41歳
12年の東京生活を終えて大分市に
2007年レコルトヘアーインクをオープン
(給料は安く、長時間労働の最悪な経営でした)
2009年
闘病中の父親に接する為
サロンワークを減らす
2011年
父親が亡くなる
2011年
スタッフ全員やめる
2012年
時間とお金を掛けて
いろいろな技術セミナーに行き
タダのノウハウコレクターになってしまう。
2014年
マツエクの技術とコンサルを受けて
経営戦略の勉強をはじめる
2018年
脱職人経営を読み、
経営戦略の大事さを痛感する
2019年 鈴木塾9期を卒業し
右肩あがりに業績を上げて
3年連続前年比120%
3年連続離職率5%以下をキープして
過去最高売上を記録中!
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