vol.1 ビジネスの強度とは?
- 2019.09.28
- 正しい指標
レコルトのマキです!
先日、同業者さん向けに
美容室専門の経営セミナーを
させて頂きました!
さてさて、
ここからは同業者様向けの
美容室経営ブログです!
多くの美容室経営者が間違ってしまう
ビジネスの強度とは?
ちなみにあくまでスタッフの労働環境と
雇用環境を改善する為のブログです!
キチンと利益が出てそうな美容室の
イメージというと
あなたはどのような数字を
思い浮かべますか?
年商3億!従業員50名!
店舗数5店舗!こんな数字が
並ぶとめちゃくちゃ
儲かってそうですよね。
確かに、そこまで大きくするのは
かなり大変なのは
だれでも想像できます
第一声は『すごいな~』となるでしょう
しかし、会社にとって
重要なのは売上の多さや、
店舗数や従業員の数ではありません。
重要なのは
◼従業員一人当たりの生産性
◼従業員一人当たりの利益率
この二つの数字です。
一人当たりの売上はいくらか?
一人当たりいくら利益を出しているか?
スタッフ平均給与は?
規模が大きいサロンを分析すると、
意外とスタッフ平均給与は
それほど高くありません。
(上場サロンで分析してみて下さい)
例えば、上記のケースのように
◼売上が年商3億
◼従業員が50人の場合はどうでしょうか?
一人当たりの生産性は
月50万しかありません
また、売上が3億あったとしても
店舗数が多ければコストやリスクも
その分拡大されてしまいます
正直、これではあまり効率的な経営とは
言い難いのではないでしょうか?
実際、一人当たり月70万~100万の
生産性は欲しいところだと思います
逆に言えば、小さなサロンはこの二つの数字を
高めていくことだけに取り組めばよいのです
売上や、店舗数だけでは
繁盛具合はわからないというわけですね
儲かるサロンをつくるためには
規模の拡大を求める必要はないのです。
いかに縮小して利益を生み出すか?
それにより、好きな休みが取れたり
スタッフの労働環境雇用条件を上げて
美容師として幸せな人生を送れる環境づくりが
出来る経営基盤を作ることにフォースする。
私は、逆の発想をオススメしたいと思います。
牧健太郎(まきけんたろう)
株式会社Lib Works 代表取締役
1977年 生まれの41歳
12年の東京生活を終えて大分市に
2007年レコルトヘアーインクをオープン
(職人経営で給料は安く長時間労働の最悪な経営でした)
2009年
闘病中の父親に接する為サロンワークを減らす
2011年
父親が亡くなる
2011年 スタッフ全員やめる
2012年 時間とお金を掛けて
いろいろな技術セミナーに行きタダの
ノウハウコレクターになってしまう。
2014年
マツエクの技術とコンサルを受けて
経営戦略の勉強をはじめる
2018年
脱職人経営を読み
経営戦略の大事さを痛感する
2019年
鈴木塾9期を卒業し右肩あがりに業績を上げて
3年連続前年比120%
3年連続離職率5%以下を
キープして過去最高売上を記録
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