vol.17 小規模サロンの経営戦略とは?

vol.17 小規模サロンの経営戦略とは?

 

レコルトのマキです!

 

本日は

小規模サロンの経営戦略とは?

自分もそうでしたが
一般的な美容師の成長過程は
美容学校に入る
(美容学生)
   ↓
就職して技術習得の修行をする
(アシスタント)
   ↓
技術者デビューして経験を積む
(スタイリストデビュー)
   ↓
独立
   ↓
売上の低下、集客コストの高さ、
離職率の高さなどで経営が安定しない
などなど・・・
なぜか技術セミナーなどは
時間とお金をかけるのですが
経営を学ぶと言う
人が少ないのが現状です。
個人的な見解なので
間違っていたら、すみません・・・

 

私自身もキチンと
美容室を経営するにあたり
自分自身も経営戦略を勉強しました。

 

結果、

客単価¥9000→¥15000
売上が前年比127%UP
(直近3年継続中)
自分自身でも驚愕中!

 

と言う事で
あなたは正しく
経営戦略を立てていますか?

戦略とはざっくり言うと、
目的への道筋を効率的にすることで
文字通り「戦いを略す」ことです。

 

経営資源のある
大きな美容室であれば、
資源を投下するという
戦い方ができるので
競争相手がたくさんいても
勝つことが可能です。

しかし、小規模サロンが
そこで「競争」に挑むのは
賢い経営戦略とは言えません。

つまり、経営資源を
無駄にせず競争を
うまく避けるような
戦略を選ぶことが
小規模サロンがとるべき
正しい経営戦略と言えます。 

 

小規模サロンの賢い戦略1

【市場の棲み分けをする】

小規模サロンこそ、
ニッチ戦略が向いています
つまり、ある分野に
特化してその市場の
オンリーワンやナンバーワンを
とりにいく戦略です。

 

・提供するメニュー(サービス)を絞る
・対象にするお客さん(ターゲット)を限定する

 

などで、特化して行くことで
ライバル不在の
マーケティングを
行うことが可能になります

 

小規模サロンの賢い戦略2
【差別化をする】

他の美容室の訴求ポイントと
違うベネフィットにフォーカスして
訴求する戦略です。

 

・出世したいビジネスマンに対して訴求する理容室
・美容室嫌いな女性への居心地に対して訴求する美容室
 (弊社はロングメニュー対策で映画やドラマが観れます)

 

などがその例です。
顧客の頭の中で、「あの美容室は違う」と
認識させる戦略が差別化戦略になります。

小規模サロンの賢い戦略3
【ゲームのルールを変える】

これは戦い方の根本的なルールを
他の美容室と変えてしまうことです。

 

例えば、
・超高額料金の美容室
・会員制美容室
などです。

業界のルールとはズレる戦略なので、
簡単ではありませんが・・・

成功すればリターンは
とても大きな戦略と言えます。

そもそも、美容室は供給過多の市場です。

 

経営資源のある美容室
経営戦略のある美容室が
中途半端な戦略で戦ってきた
美容室を飲み込んでいく
時代が来ています。


そんな市場で
いま真っ向から戦っていくのは
小規模サロンの正しい戦略ではありません。

小規模サロンは
その経営戦略を見直すことが
とても重要になってくると思います。

 

牧健太郎(まきけんたろう)
株式会社Lib Works 代表取締役
1977年 生まれの41歳

12年の東京生活を終えて
大分市に 2007年
レコルトヘアーインクをオープン
(給料は安く、長時間労働の最悪な経営でした)

2009年
闘病中の父親に接する為
サロンワークを減らす

2011年
父親が亡くなる

2011年
スタッフ全員やめる

2012年
時間とお金を掛けて
いろいろな技術セミナーに行き
タダの
ノウハウコレクターになってしまう

2014年
マツエクの技術とコンサルを受けて
経営戦略の勉強をはじめる

2018年
脱職人経営を読み、
経営戦略の大事さを痛感する

2019年
鈴木塾9期を卒業し
右肩あがりに業績を上げて
客単価¥8000→¥15000
3年連続前年比120%
3年連続離職率5%以下をキープして
過去最高売上を記録中!

 

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